こんにちは、みくとです。
講演、講義、セミナー、プレゼン、
社会人になると、多くの人の前で話す機会が多くなります。
このスピーチで、
あなたの魅力、商品(サービス)の魅力は決まります。
そんなスピーチが上達すると、仕事も上手くいきます。
人の心を動かすには、感動、理由、損得、恐怖などが必要です。
誰でも簡単にすぐできることをお話しております。
是非使ってみてください。
目次
スピーチの質を高める最初の行動

スピーチでは最初が非常に重要です。
そこで、聞き手の関心を得ないとその後も聞いてくれません。
聞き手が最も集中しているのは10~30秒ともいわれています。
この30秒の間に関心を得ないといけないのです。
ここが最初の壁ですね。
関心を得るためにはどうすればよいのでしょう?
簡単にその方法を書きます。
- 笑いをとる
- キャッチフレーズを言う
- 斬新的なこと(意外性)を話す
- 聞き手の不安ごとを言い当てる
- 聞き手自身に関わることを話す
等々です。
自分のパターンを構築しましょう。
あなたはこのスピーチで何を伝えたいのか、

基本の基本ですが、
まず、あなたはこのスピーチで何を伝えたいのかを明確にします。
この伝えたいことが決めるときには、
「自分の役割」や「どの立場から」を考えます。
例えば、
「挨拶は大事ということを伝えたいとします。」
なぜ大事だとなのかはもちろんですが、
自分の若いころの経験があったから言えること【立場】
自分みたいに損をしてほしくない、【役割】
この【立場】【役割】を決めることで、ストーリーが作りやすく、
聞き手もイメージがしやすくなります。
そして、この決まった伝えたいことはスピーチの最初に話します。
そこで大事なのが【キャッチフレーズ】です。
キャッチフレーズ
このキャッチフレーズは、
このスピーチの答えであり、一番覚えてもらうことです。
キャッチフレーズと聞くと、センスが必要そうですが、
深く考える必要はありません。
あなたの伝えたいことを短くまとめるだけです。
キャッチフレーズのポイントは
・3語~12語リズムよく
・何をすべきか聞き手ににわかるように行動主体型に話す
ということです。
挨拶で言うならば
『挨拶をするだけで、あなたの人生が幸せになっていきます。』
(未来をイメージさせるようにする)
すべき行動+利益(幸せの増進、不安の解消等)を話します。
そして、スピーチの中で何回も話し、印象付けていきましょう。
ストーリーを作りスピーチをする

最初にお話したように、人の心を動かすのは感動です。
人間は理論よりも感情の方が行動を起こしやすくなります。
様々な型がありますが、1つの型をご紹介します。
(スピーチには様々な型があります。物語型、理論型、損得勘定、恐怖感情、今回は物語型の型です。)
- 聞き手の関心を得る
- 自己紹介、(信頼性を高める)
- 伝えたいこと+全体の流れを話す
- 伝えたいことの根拠(科学的根拠、権威、データ、実績)
- ストーリーで心を掴む(できないからできるまで)
- まとめ、つまり何がいいたいのか(キャッチフレーズ、最初にいった伝えたいこと)
- この話から、聞き手ができることを明示してあげる(考えさせる)
5番のストーリーで心を掴む方法を詳しくお話します。
ストーリ―で聞き手の関心を得る方法

①人間味を盛り込む
ポイントは、どこにもでもいるような人を主人公にします。
聞き手と同じ状況、
もしくは全く何もできない人を話に出します。
そうすることによって、
聞き手に親近感を与えることができ、関心を得ることができます。
さらに、
感情移入してもらうため、登場人物の名前を個人化します。
自分だったら自分、友達だったら友達の名前と個人化します。
これも親近感を与えるためです。
さらにポイントをいうと、
主人公と聞き手の間に共通点をはっきりさせます。
ここまですると、聞き手はかなり物語に入り込みます。
②映像が浮かぶように話す

イメージできなければ感情移入もできません。
頭の中で映像化させるには、
細部まではっきりさせることが必要です。
主人公がどんな場所で、どんな状況で、
どんなことをしたのか、言われたのかを細かく伝えましょう。
さらに、細かくするならば、
比較や数値、時系列(当時の年齢)、具体的な言葉などを使って話しましょう。
話している自分自身でも
身振り手振り表現し、視覚化してイメージしやすくしましょう。
③主人公をどん底に落とす、

ストーリーには感情の波が必要です。
主人公の最大のミス、挫折、等を演出しましょう。
あなたの人生でもそうだと思います。
何か大きいターニングポイントでは、感情の大きな揺れがあったはずです。
どん底に落とした後に
ここで大切なことは、
想いであったり本質に気づき主人公を成功させるということです。
その成功を、最初のキャッチフレーズと重ねてください。
そうすることによって話もまとまり
あなたのキャッチフレーズにも信頼性ができます。
ここでも先ほどもお話したように、
映像化できるよう詳しく描写してください。
- その選択に至る葛藤、
- 誰かから貰った言葉、技術、価値観、
- どうして、その本質に気づいたのか
- その想いに至った経緯、
ポイントをお話します。
話のピークのとき、(ドン底に落ちてからの成功までの間)
・予想を大きく外すような瞬間を作る
・聞き手がどう解決したのか考えさせる
この2点を意識するとそのストーリーはわくわくさせるものになります。
スピーチで使える、ユーモア、

スピーチでユーモアを出すことは非常に大切です。
ユーモアがあることで、
聞き手の関心を引き続けることができます。
しかし、ユーモアってなかなか出すのが難しいですよね。
もっとユーモアをかみ砕いてお話します。
使えそうなものがあれば、取り入れてみてください。
- 利き手の予想を裏切る
- 気に知らないに人間についての性質の毒舌
- 気に知らない人間の言動を真似をする
- 硬い話題の中であえてくだらない話を交える
- 本当にいいたいことをあえていわない、
ユーモアの根底にあるのは【驚き】です。
聞き手を驚かすような話作りを意識しましょう。
スピーチで使える、間
ここは話し方になりますが、
間を上手く使うことで、聞き手の注目を集めることができます。
間にもたくさん種類があるので、使い分けてみてください。
- 確認を求める間
- あなたの意見と自分の意見の一致を求める間
- わくわくさせる、期待させる間
- 余韻を与え、印象を強くする間
- 整理させる、考えさせる間
話を区切り、相手と歩幅を一緒にすることで心地よさがでます。
聞き手が良くわかっていなそうな場合は、
その話の例えをもっと具体的、身近なものにするということも大切ですね。
今日のまとめ
スピーチは最初が肝心
最初の10秒~30秒で聞き手の関心を得る
- 笑いをとる
- キャッチフレーズを言う
- 斬新的なこと(意外性)を話す
- 聞き手の不安ごとを言い当てる 等々
一番伝えたいことからキャッチフレーズを考える
このキャッチフレーズは
このスピーチで一番伝えたいこと、
行動+利益(幸せの増進、不安の解消等)を意識して考えます。
未来をイメージさせる
話はストーリー化する。
①人間味を持たせる
・聞き手と同じ状況、もっと平凡な主人公にする
・名前を個人化し親近感を持たせる
②頭の中で映像化できるように細かく話す
・どんな状況で、どんなことをしたのか
・どんな会話だったか、時系列をしっかりする(年齢、)
③主人公をどん底に落とす
・感情の波を演出、(ミスや挫折を話す)
・どん底からどう成功までを話す
・成功までにどんなことがあったのか細かく話す
・成功とキャッチフレーズを重ねる。
ユーモアと間もしっかり使っていく。
さいごに、
あなたにもこんな経験があると思います。
偉業を達成した講師が来るらしい、どんないい話が聞けるのかな、
実際聞いてみたら、全然響かなかった。
これは、あなたと講師の間に溝があるからです。
専門的な用語が多かったり、予備知識がないとわからないことだったりするためです。
ここで言いたいことは、
聞き手のレベルに合わせ、話し方や使う言葉を変えてほしいということです。
極端な話ですが、
幼稚園児と大学生にする説明は違いますよね。
聞き手がそれを聞いて、
どう思うか想像力を働かせることも大切なことの1つです。
以上、みくとでした。